最新ナンバーのiPhoneで使用できる、Lightningプラグの有線イヤホンである。ワイヤレス製品が目立つ昨今、ここで改めて有線イヤホンの利点を探っていこう。騒音を遮断し、確実な通話を可能にする。それがE1の持ち味である。
・ノイズキャンセリングで音楽に没頭
E1はバッテリーフリーのイヤホン。有線式なのだから当然ではあるが、心なしか「バッテリーフリーのイヤホン」という言葉が新鮮に聞こえる。先述のようにE1はLightningプラグ接続製品で、AppleのMFi認証も取得している。ヤマハのDSPチップを内蔵し、その音質には強いこだわりを見せている。だが最大の売りは、ノイズキャンセリング機能である。音楽視聴や通話の際、耳障りな騒音を最大30dB下げることができる。イヤホンからの音に没頭できる仕組みだ。
E1を使ってカラオケを楽しむこともできる。カラオケアプリ「Smule」を使って熱唱し、そのシーンを配信するという使い方も可能である。
・集中力を求めるなら
スポーツをしながらの音楽視聴では、確かにワイヤレスイヤホンのほうが使い勝手はいいだろう。しかし確実性が求められる電話会談や集中力を高める目的のリスニングでは、このE1の機能が光る。iOS12対応のE1だが、現在クラウドファンディング「Kickstarter」で資金調達中だ。620香港ドル(約8950円)からの出資枠が公開されている。
配送は世界各国とあり、嬉しいことに送料はかからないようだ。今年11月に配送を開始する予定である。
Kickstarter