また、本格的な動画を撮影するなら端末にデフォルト装備のカメラレンズやマイクでは心細い。そこでこの記事では「SmartCine」という製品を紹介したい。スマホを動画カメラに変身させるキットである。
・レンズとマイクの本格セット
本腰を入れて動画を撮影するとしたら、外付けレンズとマイク、そして強力な照明が欲しい。SmartCineは、それらがすべてセットになっているスタビライザーだ。まずはレンズ。広角と魚眼が用意され、マウントにはネジが切ってある。交換も簡単そうな仕組み。そして付属のマイクは、ステレオ録音を可能にする。プラス10dBの拡張機能もある。
そして、LEDライト、これは最大46ルーメンの光度を持つ。暗い場所では必要不可欠の機能と言える。
装着するスマホであるが、幅が57~97mmの機種であれば対応できる。汎用性も高そうだ。ちなみに、上記のマイクは別の機器に付け替えができる。それは小型マイクとトランスミッターに接続するレシーバーで、報道番組のアナウンサーのような使い方ができるのだ。
・自撮り棒に代わるもの
もちろん、このSmartCineを自撮り棒のように使用するのも悪くないだろう。外付けレンズは、写真撮影にも対応する。SmartCineはクラウドファンディング「Kickstarter」で資金調達キャンペーンを行っている。価格は70ドル(約7900円)からであるが、先述の小型マイクに接続するレシーバーのキットはまた別の枠で用意されている。
Kickstarter