荒涼とした土地に居住施設らしき建物があり、その近くに複数のロケットがそびえるという図だ。ツイッターでマスク氏は基地を「Alpha」と呼んでいる。
・ドーム型の居住施設
昨年、発表された計画は、まず2022年までに同社が現在開発中の次世代大型ロケットBFR(Big Falcon Rocket)を使って物資の運搬を開始する。そして2024年までに火星移住を開始する、というものだ。写真をみると、ドーム状の居住施設がいくつもあり、小さなビレッジを形成している。
・巨大ロケット開発中
計画を予定通り進めるためには、使用されるBFRのシステムのテストが2019年には開始されなければならず、同社は目下その開発を進めている。BFRは全長109メートル、最大ペイロードは150トンとかなり巨大で、複数のBFRを使って建設物資をピストン輸送することが予想される。また、実際に移住となる際にもBFRを使用するが、100人ほどが乗り込めるとのこと。
火星に人が移り住む、というのはまだピンとこない人が多いかと思うが、来年BFRが実際に飛ぶようになったらにわかに現実味を帯びて来るのかもしれない。
Elon Musk/Twitter