マイクロソフトは、音声とビデオで通話ができるスカイプのサービスを、AmazonのAlexa対応デバイスでも使えるようにすると発表した。

ポイントは、AlexaはAI（人工知能）アシスタントなので、「Alexa、ジミーにスカイプで電話して」などと呼びかけて通話できる手軽さだ。年内の提供開始を見込む。

・Echoなどで使える

インターネット電話サービスの先駆け的存在であるスカイプには、多くの人がお世話になったことがあるだろう。スマホ、タブレット、PCなど端末を問わず、しかも国境を越えて無料で通話できる。

今回の取り組みは、そのサービス対応の範囲をAlexa対応デバイスであるスマートスピーカー「Echo」などにも拡張したもの。無料インターネット電話に音声操作という手軽さがプラスされる。

・一般電話へのコールも

電話をかけるのはもちろん、コールを受けることもできる。その際は「Alexa、（コールに）答えて」というだけでオーケー。料理中や子供をあやしているときなど手がふさがっているとき、かなり便利だろう。

発信もできるのは前述の通りだが、スカイプアカウント同士だけでなく、一般の固定電話や携帯電話へのコールも大丈夫とのこと。

マイクロソフフトとAmazonは昨年からCortanaとAlexaの連携を図っているが、今回の取り組みはそれに続くコラボとなる。正確なサービス開始日は両社のサイトなどで今後発表される見込みで、Alexaユーザーは要チェックだ。

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