この度、クラウドファンディング「Indiegogo」に「ATOM」という製品名のスマホ用ジンバルが登場した。自撮り棒に変わるスマホ撮影グッズとして、大いに期待される製品でもある。
・片手で操作できる3軸ジンバル
このATOMは、「世界最小のジンバル」と銘打っている。重量は440g、折り畳んだ時の全高もiPhone Ⅹよりやや高い程度である。ATOMはスマホ用ジンバルで、専用アプリも用意されている。手ブレを防ぐ目的もさることながら、何よりもアームが3軸稼働する。操作機構は片手で動かせるよう設計されているから、複雑な動きの撮影も手軽に行うことができる。
終始スマホを横向きにして撮影したい場合、それに合わせた設定をすればATOMを持っている手がどのように動いても、スマホは横向きのまま。都合に合わせてスマホの縦横を切り替えることももちろんできる。
ズームやフォーカスのコントロールも、スマホ本体ではなくATOMの操作機構で設定することが可能。また顔認識システムも完備しているから、被撮影者の自動追尾もお手のもの。
スマホではなく、GoProをATOMに設置する手もある。この状態でランニングしつつ動画撮影した場合、手ブレを殆ど感じさせないアクションムービーが完成する。
・ワイヤレス充電も可能
ATOMは連続24時間の使用が可能だが、実はQiワイヤレス充電器としての役割も付与されている。モバイルバッテリーがない時は、ATOMから給電することもできるのだ。さて、ATOMは現在Indiegogoで出資を募っている。筆者が確認した時点では、79ドル(約8900円)のスタンダードパックがまだ残っている。ただし、この出資枠は数量限定である。
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