クラウドファンディング「Kickstarter」で出資を受け付けている「VIITA TITAN HRV」は、ラフな言い回しをすれば「ガチ」なスマートウォッチである。妥協を一切許さない競技選手に向けた製品、という書き方が最適かもしれない。
・ストレスレベルから水分量まで
チタン製のボディーに人工ダイヤモンド製のベゼル、そして表示画面の上のサファイヤグラス。素材の説明だけで、このVIITA TITAN HRVのガチぶりが分かるはずだ。チープなプラスチックなどは使っていない。機能面を見れば、まずGPSの他にロシア規格のGRONASSが搭載されている。これを利用し、表示画面にこれまでの移動ルートを反映させる。心拍数や歩数などはさることながら、このVIITA TITAN HRVはストレスレベルや身体の水分量を算出してくれる。
特に水分量の判定は、給水の頃合いを知るのに欠かせないデータでもある。脱水症状を防ぐためには有用な機能と言えるだろう。
専用アプリでは、身長や体重、年齢、日毎の運動量、睡眠の質などを基に適切なフィットネスメニューを提供する。筋力トレーニングの際、その人に合ったインターバルの時間を表示する機能もある。
・最大2週間の連続稼動
連携しているスマホに電話がかかってきた場合、それを振動通知する機能は他の製品にもある。だがVIITA TITAN HRVでは、FacebookメッセンジャーやWhatsApp等のテキストメッセージも画面に表示してくれる。それでいて、バッテリー持続時間は最大2週間。機能の豊富さと照らし合わせると、これはなかなかのスタミナ量ではないか。
VIITA TITAN HRVはKickstarterで、1台提供279ユーロ(約3万6500円)からの出資枠を公開している。少し前まではさらに安い枠もあったが、そちらはすでに満員御礼。配送は今年12月から。
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