モバイルバッテリーは確実に進化している。今やワイヤレス充電対応製品は珍しくないし、ソーラーパネル発電ができるものも市場流通している。

では、それらが一体化した製品はどうか？　もちろん機能はそれだけに留まらず、LEDライトや防水規格も欲しい。もしそのような製品があれば、アウトドアに最適である。

クラウドファンディング「Indiegogo」に登場した「Halo」は、まさにそれを実現させたモバイルバッテリーである。

・ソーラーパネル付きのワイヤレス充電ガジェット

Haloは2万mAh容量のモバイルバッテリー。Qiワイヤレス充電に対応し、同時に急速充電も実現している。iPhoneなら、45分間で85％のチャージを可能にする。一方でUSBポートが3つあるから、そこからケーブルをつないで充電してもいい。

だが、このHaloはソーラーパネルを備えた自己給電製品でもある。いざという時、日中の野外にHaloを晒しておけば再充電される。

防塵防水規格はIP65。また、786ルーメンの光量を発揮するLEDライトも搭載されている。このライトはSOSシグナルを発することもできる。まさにアウトドア向けモバイルバッテリーだ。

HaloからiPhone Ⅹへの充電は7回分、Nintendo Switchへのそれは4回分のキャパシティーを保持している。先述のように3つのUSBポートがついているから、同時に4台の端末へのチャージが可能である。

・停電の時にも重宝

このHaloは停電時にも大いに役立つだろう。ソーラーパネルでの給電ができるという点は、やはり特筆すべきである。

現在、Indiegogoで1台提供につき69ドル（約7700円）の出資枠を公開している。配送は今年11月から。ただし、この枠は数量限定であることに注意するべきである。

Indiegogo