クラウドファンディング「Indiegogo」に登場した「Swift One」は、上記の条件を全て兼ね備えた製品である。1万どころか2万mAhを超える容量でありながら、再充電にあまり時間がかからない点が大きな売りである。
スマホ、タブレット、PC、スマートウォッチ、果てはNintendo Switchまで。とりあえずSwift Oneがあれば、様々なモバイル端末に充電できるという汎用性も兼ね備えている。
・iPhone Ⅹを5.8回充電
Swift Oneは2万100mAh容量の製品である。3つのUSBポートを備えているが、そのうちの2つがUSB-C。さらにその片方はQuick Chage3.0対応だ。サイズは160×76×23mm。ここで高さ160mm、幅76mmという点に注目していただきたい。これはiPhone 8Plusとほぼ同じ寸法である。重量は422g。
さて、2万100mAhでどれだけ充電が可能か。たとえばiPhone Ⅹだと5.8回分の電力供給ができる。12インチMacBookでは1.5回、Nintendo Switchは3.8回、Apple Watchは実に55回である。旅行の際にも重宝するだろう。
・再充電はわずか3時間
Swift One自体への再充電であるが、電力ゼロから満充電までに必要な時間は約3時間。2万mAhクラスのモバイルバッテリーの充電は、最悪半日がかりだ。しかしSwift Oneなら、あまり時間をかけずに出かける準備を完了させることができる。現在、このSwift OneはIndiegogoで出資を受け付けている。本体1台とUSB-Cケーブル1本の提供の枠は79ドル(約8900円)から。配送は今年11月を予定している。
Indiegogo