スマートフォンの限界を取り払い、ユーザーにより自由な映像体験をしてもらおうと開発されているのが、「vrAse」というデバイスだ。ゴーグルのような形状になっていて、デバイスのスロットにスマートフォンを挿入して使用する。ユーザーが装着すると、ちょうど目の部分にディスプレイが来るように設計されている。左目と右目、それぞれが独立したディスプレイになっていて、個人向けの画面として、大迫力の3D動画鑑賞が楽しめるという。
また、ストリーミングソフトウェアを搭載しているので、PCやコンピューターゲームのデータをスマートフォンにダウンロードして、ハンズフリーのハンドセットとして使用し、「vrAse」でゲームをプレイすることもできる。そのほかにも、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)を使ったコンテンツを楽しむツールとして、この内蔵センサーを搭載した「vrAse」を活用することもできそうだ。
この近未来SFを思わせるようなデバイスは、資金調達プラットフォームKickstarterでキャンペーンを開催していたが、2014年2月に本製品の発送が開始される見込み。迫り来るような迫力、より没頭した映像体験を味わえそうである。
vrAse