シンガポール発の「MySmartEye」も、スマートフォンとクラウドソーシングを活用したサービスで、目の不自由な人をサポートするアプリだ。通信会社StarHubが、“Singapore Association of the Visually Handicapped”と連携して開発したもので、視覚障害者はアプリをダウンロードしてサービスを利用できるようになる。
視覚障害の人が、ある対象について知りたいと思ったときや、自分の目の前にある風景がどのようなものか知りたいとき、まず、写真を撮影してアップする。すると、アップされた画像はすぐに「MySmartEye」のボランティアメンバーに送信されるので、メンバーはその画像を見て、短い説明文を記入することができる。その説明文は元の送り主にバックされ、文字を読み上げるソフトウェアによって、作成された説明書きが音声で朗読され、視覚障害の人に内容が伝えられるという仕組み。
「MySmartEye」を通じ、たった数十秒の手間だけで、視覚障害の人の助けとなれるため、より多くの人が気軽にボランティア活動に参加できそうだ。
MySmartEye