Snapchatといえば、受信した写真が最大10秒で“自然消滅”する写真共有アプリだ。ちょっとした面白いショットや、写真にいたずら書きしたものなどを瞬間的に誰かと共有するというコンセプトで開発され、若年層を中心に大人気となっている。そのテキスト版ともいえるのが、このほど登場したメッセージアプリ「Skim」だ。

Snapchatと同様、「相手の端末にずっと保存されるのはちょっと…」と思うようなメッセージを気軽に送るためのツールともいえる。送ったメッセージは相手の端末に表示されると、相手が呼んでいる最中に左側から順に薄くなって消えて行く。消滅するスピードは「ゆっくり」「中くらい」「早く」の中から設定できる。

このアプリを使うと、何気ない内容でも自然消滅というスリルや気軽さが加味され、ひと味違ったやりとりになりそうだ。開発者は、「通常、会話というのは記録されるわけではない。直接会って話しをするように日常のやりとりをこのアプリで楽しんでほしい」と、端末を使ったコミュニケーションの新スタイルを提案している。

アプリは英語以外にもフランス語、ドイツ語、スペイン語など10カ国語以上で利用できるが、残念ながら日本語には対応していない。ダウンロードは期間限定で無料となっている。

Skim