そのことを考えさせられる製品がある。「SOHOLINE」というものだ。チャージングパッドとしての機能と、各種端子ポートとしての機能が一体化したものである。画像投影からデータローミングまで、とりあえずこれひとつあれば急場は凌げるだろうというものである。
・各端子に対応!
円形の本体の周囲には7つのポート。その内訳は4K対応HDMI、Micro SD、SD、USB3.1×3、電源供給用USB-C。そしてこれに10W急速充電対応チャージングパッドがついているのがSOHOLINEである。重量は204g。手のひらに収まるサイズと言っていいだろう。普段はバッグに入れて、必要な時に素早く取り出すことができる携帯性を保持している。
HDMI端子があるのは、やはり大きな特徴だ。PCとテレビ等の大画面液晶とをつなぐ際、SOHOLINEがハブになってくれる。会議の際、私物のSOHOLINEをその場で活用するという光景も考えられる。
SDカードのデータ転送にも対応しているから、カメラマンがSOHOLINEを使用する可能性も十分にある。だが何と言っても、このSOHOLINEがワイヤレス充電器としての役目も果たしてしまう事実は特筆すべき。目を見張るほどの利便性を実現させている。
・亜鉛合金製の耐久度
SOHOLINEの使用素材は、安い製品にありがちなプラスチックではない。亜鉛合金である。開発者は、SOHOLINEが自動車のタイヤに轢かれる写真も公開している。傷はついているだろうが、プラスチックのように粉々になったりはしていない。さて、このSOHOLINEであるがクラウドファンディング「Indiegogo」で出資を受け付けている。最安枠は69ドル(約7700円)だが、こちらはすでに締め切り。筆者はこの記事を9月17日に執筆しているが、その時点では89ドル(約1万円)の枠が残っている。
Indiegogo