800Vのバッテリーシステムを搭載し、ツイン電気モーターが最大950Nmを生み出すというかなりのパワフルさ。航続距離は320キロ超で、急速充電にも対応する。
・4秒で時速96キロに
Rapide Eは5ドアのハッチバックセダン。計画は公表されていたが、詳細が明らかになるのは今回が初めてだ。言わずと知れた高級ブランドが手がける初のEVであることから、そのスペックに注目が集まっていた。発表によると、バッテリーシステムの容量は65kWh。トップスピードは時速約250キロ。わずか4秒で時速96キロに到達するという。時速80キロから112キロへの加速にはわずか1.5秒しかかからない。
レーシングカーのようだが、それもそのはず、開発にはF1のウィリアムズ・エンジニアリングが参画する。
・800V急速充電対応
航続距離は320キロと、最近のEVとしてはさほど長くはないものの、急速充電に対応するのがポイントだ。400V/50kWのチャージャーを使うと1時間で295キロ分の充電となるが、800Vではこの数字は500キロ近くに伸びる。生産は間もなく英国ウェールズの工場で開始し、世界155台限定となる。初回の納車は2019年第4四半期を見込んでいる。
Aston Martin