そんな中、少し方向性を変えてきた新たな自動翻訳機がIndiegogoに登場した。それが「Langogo」だ。
・60以上の言語に対応し、1秒で翻訳
Langogoは日本語を含む60以上の言語に対応しており、翻訳スピードも約1秒とかなり高速。ノイズキャンセリング機能が搭載されているので、周囲の雑音に影響されず精度の高い翻訳を行ってくれるそうだ。しかも本体にAIアシスタントも搭載されているので、近くのレストランを確認したり、外貨レートを確認したりと、海外では重宝するであろうなかなか便利な機能が備わっている。
・グローバルWi-Fiホットスポットにもなる
Langogoはオフラインモードでは使えないため、利用時にはネットに繋げておく必要がある。選択肢としては現地のSIMカードをさすか、内蔵されているクラウドSIM(e-SIM)を通したデータプランに申し込むか、WiFiに繋ぐかだ。つまり、クラウドSIMやSIMカードを使えば、これ単体がモバイルルーターのような位置づけにもなるということだ。各国の詳しい料金プランは掲載されていないようだが、場合によっては現地でモバイルルーターを借りるより、こちらをもっておいたほうが便利な可能性もあるだろう。
Langogoは現在1台139ドル(約1万5490円)から出資注文ができ、発送は2018年10月頃を予定しているようだ。ただ、気になるのは翻訳精度。こればかりはぜひ一度手にとって確認してみたいものだ。
執筆:Doga
Langogo/Indiegogo