タイプ入力だけでなく、マウスとしても使うことができるという次世代のデバイスで、179ドル(約2万円)で販売されている。
・各指にセンサー
タブレットなどに文字を入力するのに外付けキーボードを使っている人もいるのではないだろうか。スクリーンのキーボードを使うよりはるかに早く入力できるというメリットがある一方で持ち運びは面倒だ。最近では音声入力という方法もあるが、その正確性や、使用環境を選ぶことがネック。そうしたデメリットを一気に解決するのが「TAP」だ。
リングそれぞれにセンサーが埋め込まれていて、装着して太ももや机などをタップすると、センサーが指の動きを感知してタイピング内容をデバイスに反映させることができるというもの。
これなら混んでいる電車の中、タイプ音や音声を響かせるのがはばかられるような環境でも気兼ねなく使うことができる。
・文字ごとにアクション
TAPは右手に装着するようになっていて、通常のキーボードでは両手で行う作業を右手だけで行うことになる。それぞれの文字にさまざまなアクションが割り当てられ、まずこのアクションを覚えなければいけない。それが若干ハードルになりそうだが、開発元は「覚えてしまえばタイピングがかなりスピードアップする」としている。
TAPはiOS 9〜、Android 5〜、OS X Yosemite〜、Windows 8.1〜で利用でき、連続使用可能時間は8時間。現在、開発元のサイトでのみ販売されている。
TAP