米CNBCが、サムスンのモバイル部門トップ、DongJin Koh氏の話として、折りたたみ式スマホが11月に開かれるサムスンデベロッパー会議でお披露目されるかもしれないと述べた、と報じている。
・タブレットと差異化
Koh氏の説明では、端末は折りたたんだ状態でもスマホ機能のほとんどを使うことができ、ネットをブラウズするときなどは広げることになるようだ。注力しているのは、折りたたみスマホを広げたときに、タブレットといかに差異化を図るか。スペックなど詳細は依然として明らかではないが、11月に米サンフランシスコで開催される会議でデベロッパー向けに説明があるようだ。
・「開発は最終段階」
当然気になるのが発売時期。報道によると、Koh氏は折りたたみ式スマホの開発は複雑であることを認めた上で、現在、その開発は最終段階にきているとしている。11月に詳細をお披露目することから、タイミング的にはこれまでの噂通り2019年初めのマーケット投入というのが現実味を帯びてきた。
サムスンはこのところ、Appleや中国メーカーとのし烈な競争でスマホ販売が低迷している。折りたたみ式スマホはそうした意味では社運をかけた商品となりそうだ。
CNBC