そんなときに映画でも鑑賞しようか、というアイデアが出てくるのは想像に難くない。そこでドイツのメーカーKompanjaが開発したのは、プロジェクターシステムを搭載できるキャンピングカーだ。
・ルーフがスクリーンに
ルノーのTraficをベースとしているこのキャンピングカーはコンパクトタイプで、かなり機能的にできている。フロアにはレールが敷かれ、座席の取り付け・取り外しができる。最大収容人数は6人だ。特徴的なのが、オプションながらもプロジェクターシステムを搭載できること。ポップアップ式のルーフの側面をスクリーンにして、そこに映像を映し出すことができる。
ルーフ側面を使い、しかもデュアルサイドのディスプレイを採用していて車内からも車外からも映像を楽しめる仕組み。ベッドに横になりながら観るのもよし、キャンプファイヤーを囲みながら大勢で鑑賞するのもよし。手軽にムービーナイトが開催できる。
・ゆったりのベッド幅
もちろん、キャンピングカーなのでキッチンもあり、容量35リットルの冷蔵庫やコンロ1つが備わっている。また、ベッドはというとキャビネットなどを動かせば最大1.68メートル幅のスペースを確保でき、ルーフベッドにも2人が寝られる。レールの配置やキャビネットの数などは利用する人数や好みに合わせてカスタマイズできる。
気になる価格はというと、ベッドやキッチン、バッテリーなど基本設備が備わったベーシックモデルが4万1950ユーロ(約541万円)〜となっている。
Kompanja