だが、電力を自給できるのだからそれをスマホ充電以外の用途にも使いたい。「TrioPad」は、非常にユニークな発想を具現化している。それは文房具兼用のソーラーモバイルバッテリーを作る、というアイディアだ。
・裏側に文字を書く
TrioPadは全長30cmの製品で、バッテリー容量は2800mAh。先述のように、ソーラーパネルで自己給電ができるモバイルバッテリーである。だが、それだけではない。その裏側は10インチの液晶パネルになっていて、これは電子メモパッドになっている。
このパッドにタッチペンで文字や絵を描く、という仕組みだ。黒板やホワイトボードと同じ用途である。ノート代わりに使用してもいいだろう。
TrioPadに書いたものは、Camscannerのような画像保存アプリを使ってセーブしておく手段もある。もちろん、それはSNSでシェアすることも可能だ。
・晴天時4時間で満充電に
ソーラーパネル充電の所要時間は、晴天時なら約4時間。もちろん、家庭用プラグ差込口からケーブル充電するのも構わない。一般的なスマートフォンを1台満充電にできるキャパシティーを持っている。だが、何と言っても「モバイルバッテリーがメモパッドになる」という斬新性は特筆に値する。子供に持たせるのもいいかもしれない。アウトドアレジャーには欠かせない一品となるだろう。
TrioPadはクラウドファンディング「Kickstarter」で45ドル(約5000円)から
Kickstarter