Woojerはマッチ箱サイズで、端末とヘッドフォンをつなげて利用する。ヘッドフォンは特殊なものである必要はなく、ユーザー愛用のものでOK。端末から取り込まれた音は、Woojerで低周波バイブレーションが集められ、それを体感できる低音に変えてその振動がWoojerから洋服や体に伝わるようになっている。同様の仕組みを活用した製品はほかにもあるが、それらは特殊なデバイスやヘッドフォンを使う必要がある。また、Woojerの可動時間は4時間以上と他の製品より長いのもセールスポイントだ。
イスラエル拠点のスタートアップが開発した。2011年から開発に着手し、このほどプロトタイプが完成。資金調達のため、来月にもクラウドファンディングサイト「Kickstarter」でキャンペーンを始め、目標額が集まったら来春出荷する予定となっている。気になるのは値段だが、未定ながらも創設者は「おおよそ2つで70ドル程度にしたい」と話していて、ライバル社の製品(300ドル程度)に比べるとかなり入手しやすい設定になるようだ。
Woojer