後部座席がフロントと遮断されて完全個室になる「Privacy Suite」。しっかり施された防音やカーテンで車外とも隔絶されるので、“極秘会談”などもできそうだ。
・ボタンで仕切りを不透明に
Privacy Suiteバージョンは9月7日から中国で開かれる成都オートショー2018でお披露目される。名称にある通り、後部座席のプライバシーがしっかり確保されるのが最大の特徴で、もちろんゆったり設計なのでさながら高級ホテルの個室のよう。
フロントと後部座席の間がガラスで仕切られていて、このガラスは後部からのボタン操作で瞬時に不透明にすることができる。ガラスで音も洩れないので完全な個室となるわけだ。
・インターコムで会話も
また、仕切りの下部には開閉する部分が設けられていて、後部座席からのみコントロールすることができる。これは、書類などをフロントの人とやり取りするために設けられているとのこと。必要があれば、搭載するインターコムシステムでドライバーに話しかけることもできる。
後部座席には12インチのスクリーン2つが備わり、オプションにはなるが、天井にライトをちりばめて夜空のようにすることもできるという。
まさに機密情報を扱ったりする政治家や忙しい大企業のトップ、プライバシーの確保に悩むセレブ向けの乗り物。おそらく多くの読者は乗る機会はないだろうが、写真でちょっとしたセレブ感を味わってみる?
Rolls-Royce