日に日に賢くなっているGoogleアシスタント。複数のコマンドを同時に入力できるマルチタスクへの対応や、曜日や時間をトリガーにしたルーティン機能への対応など、今年だけでも数種類のアップデートがあった。

特にこれらはGoogle Homeのようなスマートスピーカーを使っているユーザーにとっては特に助かる変更で、より音声AIアシスタントが身近な存在になりつつある。先日、そんなGoogleアシスタントがようやく待望の同時バイリンガルに対応したようだ。

・シームレスに2言語を認識

Googleアシスタントは数十種類の言語をサポートしているが、これらは設定上同時に1言語しか認識することができなかった。英語で設定していると、日本語で話しかけても機能しないということだ。

しかし今回のアップデートにより、いちいち言語設定を統一しなくても2言語までなら同時に認識してくれるようになったのだ。これは特にGoogle Homeを共有する国際カップルには嬉しい機能で、それぞれがシームレスに母国語で利用することができるようになることを意味する。

・将来的には3言語を同時認識できるようにも

今のところ選べるのは英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、日本語、イタリア語の6種類から2言語のみで、Homeアプリの設定から言語を追加することで本機能を有効にすることができる。

なお、将来的には3言語同時認識にも対応する予定のようなので、いよいよGoogleアシスタントが本当の意味でマルチリンガルになる日もそう遠くはないかもしれない。

なお、早速私も自宅のGoogle Homeで試してみた。スマートデバイスとの連携などがうまく機能しないこともあるようだが、確かにバイリンガル対応には少し感動した。今後ぜひもう少し使い込んでみて、スムーズな利用環境を構築したい。

執筆：Doga

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