Googleが提供するビデオ通話アプリ「Duo」を日頃から使っているという人はどれくらいいるだろうか。発信すると即座にビデオが相手側のスクリーンに表示されるちょっとユニークなビデオ通話アプリだ。

そんなDuoはこれまでスマホにしか対応していなかったのだが、ようやく先日のアップデートでiPadやAndroidタブレットにも対応したようだ。

・今までよりビデオ通話をかけやすくなるかも？

そもそもDuoは2年ほど前に提供が開始されたアプリで、当初はAppleのFaceTimeに代わる新たなビデオ通話アプリとして期待されていた。しかし、実際のところ使えるデバイスはスマホやiPhoneのみで、これまでiPadやタブレットには対応していなかった。

テレビ電話は屋外より屋内でかけるユーザーのほうが多いと思うので、iPadのような大きな画面で利用できないというのはかなり致命的だった。DuoはOSを問わず使えることもできるため、そういう意味でも今回のアップデートはかなり嬉しいニュースだろう。

・スマートディスプレイを通して普及する？

私の周りではDuoを使っているという人をあまり見かけないが、ここ最近Googleが他メーカーと共同で熱心に開発を進めているスマートディスプレイは、Duoをさらに普及させる可能性をもっているかもしれない。

スマートディスプレイにはDuoがデフォルトでインストールされているため、スマートディスプレイが普及すればおのずとDuoへの親近感も増すのではないだろうか。家と家をつなぐデバイスなだけに、テレビ電話の障壁も下がるはずだ。

そんな意味でも、今回のDuoのアップデートは、私にはGoogleがDuoに引き続き力を入れていく意思の現れのようにも映った。

執筆：Doga

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The Verge