また、同社は全モデルのランナップを2024年までにEVにする方針も明らかにした。
・人気のSUV投入
GT X Experimentalは全長が4063ミリとコンパクト。SUVにしたのは、世界的にいまSUVが人気車種となっていることがあるようだ。そのうえで、他社製品との差異化を図るために重視しているのが毎日使用する上での効率性だ。たとえば、ドアが90度に開くデザインを採用したのもその一つ。これは、乗り降りのしやすさを考慮してのことだ。
・サイドミラーなし
また、外観で目を引くのがフロントガラスとルーフが一体化しているデザイン。シースルーなので開放感がある。加えて、サイドミラーがないのも特徴的だ。ミラーの代わりにカメラを設置していて、カメラがとらえた映像がコントロールパネルのモニターに表示される。
直接目視することなくパネルで確認するというのは、かなり未来的な感じがするが、この技術は他社でも採用が検討されていて、今後は主流となるかもしれない。
GT X Experimentalは自動運転技術レベル3を搭載。これはある程度の運転操作は自動化されているが、必ず人がハンドルに手を置いていなければならないというレベル。
もちろん、オペルは完全自動運転車であるレベル5への移行を視野に入れていて、GT X Experimentalをベースにしたタイプが投入される日はそう遠くないのかもしれない。
Opel