・成分はコットンとコーン!
もとより同社は昨春から、化学物質を一切使わず、バイオ由来物質だけでスニーカーを作ることを公表していた。結果生まれたスニーカー、上部は100%コットン、ソール部分にプラスチックの代替として使われるのはコーン由来。その名も「Cotton + Corn」だ。開発を進めるBill McInnisは言う。「最初からコーンとコットンありきだったわけではありません。当初の問題意識は、リサイクル可能性と堆肥への転用可能性でした。しかしリサイクルについては、たとえプラスチックが再利用できたとしても、それは依然プラスチックのまま。それでは問題の解決にはなりません。そこから、ゴムやプラスチックの再利用ではなく、コーンのような自然由来のものに置き換えるという発想に転換したのです」
・使い古した後は堆肥に?
リーボック社としては今後も開発を進め、将来的には、スニーカーが利用後に生物分解可能で堆肥にもできるよう今後も開発を継続していくとのこと。これまではゴミとして捨てるしかなかったような使い古しのスニーカーが、作物の肥料になって循環できるとしたら、そんな素晴らしいことはない。「Cotton + Corn」は現在95ドル(約1万500円)で入手可能。自然由来のエコフレンドリーなスニーカーで地球に優しい毎日を!Reebok (Instagram)
Reebok Debuts Sustainable Shoes Made From Vegan Corn And Cotton