海外・国内のベンチャー系ニュースサイト | TECHABLE

TECHABLE

Enterprise 【Interview】Amazon、文部科学省主催の「こども霞が関見学デー」に参画!その意図、今後の展望とは?

Enterprise

【Interview】Amazon、文部科学省主催の「こども霞が関見学デー」に参画!その意図、今後の展望とは?

SHARE ON

このエントリーをはてなブックマークに追加
世界最大級の小売販売業となったAmazonは、先月7月に開催された有料会員向けセールでも大いに注目されたが、8月1日に文部科学省を中心として主催された子ども向けのイベント「こども霞が関見学デー」に参加するなど、多角的な活動も行っているようだ。

今回、このイベントに参画した経緯や今後の展望について、アマゾンジャパン合同会社の広報部 地域貢献スペシャリスト担当の山本薫(やまもと かおる)氏にお話を伺った。

・「こども霞が関見学デー」で子ども向け体験授業を開催

Q1.今回、文部科学省からの招聘を受けて、「こども霞が関見学デー」に参画した経緯、期待されたこととは何だったのでしょうか。
かねてより文部科学省とは、Amazonが川崎市立東高津小学校で実施している物流拠点と物流の仕組みを学習する出張授業を見学いただくなど交流がありました。同省のご担当者様から、体験型の授業を通じて、重要な社会インフラである物流について学ぶことを評価いただき、子どもたちに休日に学ぶ機会を創出している「土曜学習応援団」の活動についてご紹介を受け、その延長にある「こども霞が関見学デー」に参画するに至りました。
Q2.「こども霞が関見学デー」で実施したプログラム(「AmazonのフルフィルメントセンターとAmazon Robotics」をテーマにした特別授業、STEM学習用プログラミング教材を用いたワークショップなど)の具体的な内容、対象者について教えてください。
Amazonの出前授業には、約30名の小学生にご参加いただきました。授業の前半は、川崎フルフィルメントセンターの施設長が物流拠点の役割や業務の内容を説明し、実際に施設で稼動している可動式商品棚「Amazon Robotics」のテクロノジーとイノベーションを紹介しました。また、ご注文を受けた商品を商品棚から出し、段ボールに梱包するPICK・PACKという作業も体験いただきました。後半は、タブレットでAmazon Roboticsのイラストを動かすためのプログラミング学習を行いました。

・Amazonが体験プログラムを通じて目指すものとは

Q3.日本国内で実施している、同じような取り組みはありますか。
アマゾンジャパンでは、世界に先駆けて、弊社の物流拠点であるフルフィルメントセンターを題材とした物流の仕組みと、STEM教育に関連させたAmazon Roboticsを題材としたプログラミング、作業体験などワンストップで物流の仕事を理解するための教室を実施しています。
Q4.「こども霞が関見学デー」参加者の動向、体験者の声を教えてください。
今回の出前授業にご参加いただいた小学生や父兄の皆様からは、「盛りだくさんの内容でとても良かった」「フルフィルメントセンターの役割は重要だと思った」「話を聞くだけではなく、実務を体験ができてよかったです」 といったご意見をいただきました。

Q5.今回の「こども霞が関見学デー」をはじめとする活動を通じて、貴社が進めたいことは何ですか。今後の展開も含め、教えてください。
今回の出前授業は、「Amazon in The Community(地域との共生)」という指針の基、地域貢献活動の一環として行いました。こうした活動を通じて、Amazon Roboticsのような様々なテクノロジーを活用したAmazon独自の「Innovation(技術革新)」や、効率化され整備の行き届いた職場環境「Great Place to Work(働きやすい職場環境)」などを、たくさんの方々に知ってもらいたいと考えています。

物流の裏側というものは、普段なかなか触れる機会がないが、どういった仕組みで物が運ばれ、どんな人々がどういう業務を担い、関わっているのか、子どもたちが垣間見る機会を得ることで、社会の仕組み自体を考えるきっかけにもなる。Amazonが取り組むユニークな試みについて、今後も注目していきたい。
Amazon、文部科学省に協力し、「こども霞が関見学デー」に参加
Amazon、文部科学省に協力し、「こども霞が関見学デー」に参加 PR TIMES

関連記事

Techableの最新情報をお届けします。
前の記事
次の記事

#関連キーワード


WHAT'S NEW

最新情報