そんな方たちに朗報。近い将来には、自宅に居ながらにして、AIによる的確なパーソナルトレーニングが受けられるようになるかもしれない。
アメリカで展開するワークアウトシステム「TONAL」は、スポーツサイエンスにもとづいたワークアウトを、現状と目標からパーソナライズして提供。効果的にワークアウトが続けらて、結果にコミットできそうだ。
・能力を判定してそれに応じた「デジタルウェイト」を
革新的なのが、日本の列車にも使われているという電磁技術を応用した「デジタルウェイト」。「Tonal」では、ジムなんかにある自力でピンの位置をずらしてウェイトを調整するマシーンと違って、電磁的に負荷を生み出している。あなたのトレーニングから、レップ数やセット数、パワーやレンジ、スピードなんかを「Tonal」が判定してくれて、最適な負荷を自動設定してくれる。
トレーニングの強度設定においては、かけられる負荷のマックスを正確に知ることがとても重要になる。「Tonal」のデジタルウェイト機能なら、ごまかしが効かない数値が確認できて、筋肥大や持久力アップなど目的に応じたトレーニングで効果を発揮するだろう。
・AIが個別メニューを作成して指導
本格的なパーソナルトレーニングさながらのプログラムやメニューが組まれるほか、近々プロトレーナーのビデオエクササイズも受けられるようになるようだ。
AIがステップバイステップで、ワークアウトを指導をしてくれる。さらには、設定したゴールに向けての進捗が、グラフなどでビジュアライズされるので、モチベーションアップにつながるだろう。
最近、ビジネスパーソンのあいだでダイエットブームの兆しが見られるが、「Tonal」やこれに準ずるワークアウトシステムが日本でも展開されれば、多くのビジネスパーソンの健康問題が解決されるに違いない。
参照元:Tonal