そこで、米サンフランシスコ拠点のNaked Labsが開発したのが体を360度をスキャンするシステム。全身の様子がくまなく把握できるというものだ。
・IntelのRealSenseセンサー
このシステムは、スマートミラー、体重計、そしてアプリの3つで構成される。鏡の前に置いた体重計に乗ると、その体重計が回転。その間にスマートミラーが体を360度スキャンし、データをアプリに送るという仕組みだ。
スマートミラーには3DスキャンできるIntel RealSense深度センサーやレーザー、そしてラップトップ並みのプロセッサーも搭載されている。
・体型をCGDで表示
そしてこのシステムで何ができるかというと、首や胸まわり、上腕、ウエスト、ふくらはぎなどさまざまな部位の測定だ。メジャーをもっていちいち測る必要はない。また、体重はもちろん、体脂肪率や脂肪量も把握できる。そうしたデータを元にした自身の体型のCGもアプリに表示され、過去のものと比べることで、エクササイズをしている人ならどれくらい引き締めることができたのかが一目瞭然となる。逆に気を抜いた人は、どれくらい体重や体脂肪を増やしてしまったのか現実を突きつけられる。
体型を真剣に気にしている人にはまさにうってつけのシステムだが、手始めに米国内のオーダーのみの受け付けとなっている。早期のグローバル展開を期待する声も聞こえてきそうだ。価格は1395ドル(約15万5000円)と安いものではないが、本気で身体のことを考えている人の中には欲しがる人もいそうだ。
Naked Labs