そうした体組織のデータを得るには、機能を搭載した体重計のようなマシーンを利用するのが一般的だが、今回紹介するのはポケットサイズの体組織計「RIDM」。
ポータブルなのでどこでも測定でき、こまめにデータを収集して健康管理に役立てることができる。
・データはアプリへ
RIDMは直径5.8センチの円盤形。合掌するようなポーズをとって両手のひらにはさんで顔の高さにもってくる。そして7秒間そのポーズをとるだけ。
すると体脂肪や筋肉量、水分量が測定され、そのデータはBluetoothでスマホのアプリ(iOS、Android)に送られる。
・多周波で測定
こんな小さなデバイスで本当に測定できるのか、と思う読者もいるだろう。開発元によると、RIDMは生体電気インピーダンスを分析する手法を採用している。従来の機器が50kHzの周波数一つを活用するのに対し、RIDMでは多周波測定をすることで精度を高めているとのこと。
RIDMを商品化すべく開発元は現在、クラウドファンディングサイトKickstarterで資金調達中。出資額は59ドル(約6600円)〜で、8月30日まで出資を受け付け、目標額を達成すれば12月にも発送が始まる見込みとなっている。
RIDM/Kickstarter