そのZillowはこのほど、賃貸の申し込みや家賃の支払いができるツールの提供を開始した。
・身元チェックも
米国と日本では、住まい探しから契約に至るまで一連のプロセスは大きく異なるが、共通するのはその手続きの煩雑さ。日本であれば、保証人をたてたり保証会社を利用したりして契約し、そして家賃引き落としの手続きをしたりする。それらに類似する米国での手続きを一気に行えるのが新ツールだ。具体的には、住まいを探している人は1カ月以内に借りたいという物件の申し込みができ、クレジットヒストリーや身元などのチェックも受けられる。
そこで条件などが折り合えばスムーズに入居までもっていける。つまりワンストップサービスなのだ。
・利用料は3200円
加えて、家賃の支払いまでオンラインでできるようになり、小切手を発行するといった手間が省けるのも大きなメリットだ。このツールは有料で29ドル(約3200円)かかる。しかし、クレジットヒストリーなどのチェックは通常50〜100ドル(約5600〜1万1000円)かかることや、賃貸申し込みの情報を一元管理できることなどを考えると、おトクといってもいいだろう。
とかく煩雑になりがちな賃貸契約だが、日本でも物件探しから内見申し込み、契約、そして支払いまで一カ所でできるサービスのニーズはあるのではないだろうか。
Zillow