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マイルで支払いできるデジタルウォレット「KrisPay」をシンガポール航空が導入へ

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シンガポール航空は、飛行機利用で得たマイルをそのまま小売店などでの支払いに使えブロックチェーンベースのデジタルウォレット「KrisPay」を導入すると発表した。

飲食店や小売店、スパ、ガソリンスタンドといった18店舗で利用でき、今後その数を増やして顧客の利便性を高める方針だ。

・全額、部分支払いどちらでも

頻繁に同航空を利用する人のためのロイヤリティープログラム「KrisFlyer」の一環となる。

15 KrisPayマイルが0.1シンガポールドル(約8.16円)に相当し、ユーザーは貯めたマイルをモバイルアプリ(iOS、Android)でKrisPayマイルに交換できる。

支払いに使う際は、店舗にあるQRコードをスキャンするだけ。代金の全て、あるいは一部の支払いどちらでも利用可能だ。

・航空会社では世界初

このデジタルウォレットはマイクロソフトとKPMGデジタル・ビレッジが共同開発し、ブロックチェーンを活用しているというのが目玉。ブロックチェーンベースの航空会社のデジタルウォレットは世界初という。

マイルの用途は近年、かなり選択肢が広がっている。かつては無料航空券がメインだったが、航空会社系列のホテルやショップで使え、提携先のポイントに交換することもできる。

ただ、今回のシンガポール航空のような独自のウォレットで直に支払いに使える利便性にはかなわない。少ないマイルも無駄なく、しかも手軽に使える。顧客満足という点で、こうしたサービスの導入は他の航空会社にも今後広がりをみせるかもしれない。

シンガポール航空

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