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Start Up 季節を問わずイチゴの地産地消を実現する屋内農場ソリューションがパリに登場

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季節を問わずイチゴの地産地消を実現する屋内農場ソリューションがパリに登場

仏パリで2015年に創設された「Agricool(アグリクール)」は、貨物コンテナをリユースし、イチゴを一年中栽培できるモジュール型屋内農場ソリューション「Cooltainer(クールテイナー)」を都市部で展開するスター...

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仏パリで2015年に創設された「Agricool(アグリクール)」は、貨物コンテナをリユースし、イチゴを一年中栽培できるモジュール型屋内農場ソリューション「Cooltainer(クールテイナー)」を都市部で展開するスタートアップ企業だ。

・一年中、パリでイチゴの地産地消が可能に

オランダ企業局(RVO)に属する発展途上国輸出振興センター(CBI)によると、イチゴは欧州で最も人気のある果物のひとつで、年間消費量はおよそ120万トン。

なかでも、フランスは、欧州でドイツに次いで2番目に大きな“イチゴ輸入国”であり、その輸入量は2016年時点で年間8万トンとなっている。

そこで、「Agricool」では、気候や季節を問わず、一年中、イチゴを安定的に栽培できる屋内農場ソリューション「Cooltainer」を独自に開発。

貨物コンテナをリユースした30平方メートルの空間で、農薬を一切使わず、従来よりも90%少ない水と肥料で栄養価の高いイチゴを栽培できるのが特徴だ。

現在、パリの4カ所に「Cooltainer」が設置されており、ここで収穫されたイチゴは、完熟に近い状態で、鮮度をキープしたまま、短時間で消費者に届けられている。

・パリのスーパーでもイチゴの販売がスタート

「Agricool」では、2018年2月に、パリのスーパーマーケット「モノプリ(MONOPRIX)」の店舗でもイチゴの販売を開始。

開店時刻には、当日の朝に「Cooltainer」で収穫されたばかりのイチゴが店頭に並ぶという。

独ベルリンの「Infarm」をはじめ、季節を問わず、葉野菜を栽培できる屋内農場ソリューションはすでにいくつか事例があるが、「Cooltainer」のようなソリューションによって、イチゴの“地産地消”も一年中、可能となりつつあるようだ。(文 松岡由希子)

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