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Start Up 【interview】シール型IoTで置き忘れ防止!MAMORIO FUDAが考えるIoTで紛失を解決することとは

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【interview】シール型IoTで置き忘れ防止!MAMORIO FUDAが考えるIoTで紛失を解決することとは

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うっかり大切なモノを置き忘れてしまい、探すのに苦労するといったことはないだろうか。この「忘れ物」をテクノロジーを駆使して解決できるのがシール型IoTの「MAMORIO」だ。今回は小型サイズの新型「MAMORIO FUDA」を開発したMAMORIO株式会社の増木CEOに特徴や今後の展望について話を伺った。
Q1.まずMAMORIOのサービスについて紹介してください。
MAMORIOは、「なくすを、なくす。」をコーポレートミッションに掲げる弊社の紛失防止のIoTデバイスです。Bluetooth 4.0(BLE)の技術を用いて、「なくしたくないモノ」にMAMORIOを付け、専用アプリを使うことで大切なモノがなくなることを防ぎます。具体的には、シーンに合わせ3つの「なくすを、なくす。」特徴があります。まず、MAMORIOを入れた大切な持ち物と一定距離離れて通信が途切れた際にスマホに通知が送られてくる仕組みになっていて、置き忘れを防ぐことができます。さらに、スマホのGPS機能を活用して最後に置き忘れた場所を記録して確認できるので、なくした場所を簡単に把握することができます。また、「みんなで、さがす。」クラウドトラッキング機能(後述)というもので、MAMORIOユーザーのすれ違いによるトラッキングや、交通機関や商業施設の忘れ物センターに設置された専用受信機「MAMORIO SPOT」の組み合わせにより、発見時に自動で発見場所をお知らせしてくれるという機能です。

MAMORIO FUDAは持ち歩きに便利で様々な利用シーンに対応できる

Q2.MAMORIO FUDAは従来のMAMORIOとどのような違いがあり、なぜ安いのですか。
従来のMAMORIOはタグ型で、忘れたくないモノに「入れる」か紐を通して「付ける」というつけ方でした。財布や鍵にはつけられても、それ以外の大切なモノ、例えばノートPCといったようなものにはつけにくいという課題がありました。今回開発したシール型は、つけ方に迷わず色々なモノに利用してもらえるようになったと思います。MAMORIOの開発によって培われたノウハウによって、MAMORIOの小ささと機能をそのままに、価格をより手ごろに提供させていただくことが実現しました。
Q3.MAMORIO FUDAをユーザーが持つメリットについて教えてください。
シール型にしたことで、迷わずお気に入りのものになんでもつけられるようになりました。PCなどの電子機器はもちろんのこと、仕事で持ち歩くアイテムや趣味の道具などにも幅広く利用することができます。また、ファブリック感のある素材とソフトなフォルムを意識したデザインにより、まるで文房具のように気軽に使ってもらえるような工夫をしました。
Q4.クラウドトラッキング機能とはどのようなものでしょうか。
クラウドトラッキング機能とは紛失したMAMORIOの近くを別のMAMORIOユーザーがすれ違った際に、その人のスマートフォンを経由してなくしたMAMORIOの位置情報を自動で持ち主に送信する機能です(特許取得済み)。ユーザーが増えれば増えるほど、カバーエリアが広がっていくというユニークな機能のため、「みんなで、さがす。」機能とも呼ばれています。

今後はビジネスシーンにも参入

Q5.最後に今後の展望について教えてください。
今回、新しく開発したシールタイプのMAMORIO FUDAも登場によって、よりたくさんのモノに簡単に取り付けられるようになったことで、MAMORIOの可能性は一気に広がったと考えています。例えばノートPCにも簡単につけられるようになったことで、ビジネスでの利用シーンも広がると期待しています。FUDAと並行して、企業向けの紛失防止サービス「MAMORIO OFFICE」を今年6月のInteropTokyoでβ版をリリースし、法人向けにも本格的に参入していきたいと考えています。世界最小クラスの紛失防止IoTデバイスですから、ついていることを意識することもなく、モノの紛失を防いだり、手間暇ストレスなくモノの管理をすることが当たり前の世の中になると良いなと思っています。
落し物をすれば、警察に問い合わせたり、友人に確認したりと何かと煩わしいことが多いが、MAMORIO FUDAをつかれば、万が一大切なモノを落としても見つかる可能性が高そうだ。今後のMAMORIOのさらなる発展に期待したい。
https://mamorio.jp/fuda/

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