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KLMオランダ航空が音声コマンドで航空券を検索できる新機能をリリース

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KLMオランダ航空は、2018年7月、双方向での会話が可能なGoogleのAI(人工知能)アシスタント「Googleアシスタント」を活用し、音声コマンドでKLMオランダ航空のチケットを簡単に検索できる新たな機能をリリースした。

・ボットと会話しながら最適なフライトを瞬時に検索できる

KLMオランダ航空は、人工知能をベースとする独自のチャットボット「BB(Blue Bot)」を開発し、2017年9月以降、「メッセンジャー(Messenger)」上で、ユーザーと会話しながらチケットの検索や予約をサポートするパーソナルアシスタント機能を提供。

また、2017年12月には、「Googleアシスタント」と「BB」を連携させ、スマートスピーカー「Google Home」など、「Googleアシスタント」が搭載されたデバイスを介して、目的地の気候や滞在期間などに基づき、必要な持ち物を音声でアドバイスしてくれる“荷造りサポート機能”も開始している。

これまでの取り組みや実績をもとに、音声ベースのパーソナルアシスタント機能をさらに一歩進化させたのが、このほどリリースされた新機能だ。

現時点では、英語とオランダ語の2言語に対応しており、ユーザーは、「Googleアシスタント」搭載デバイスに話しかけ、出発地や目的地、希望日などを伝えると、最適なフライトを瞬時に検索できる仕組みとなっている。

・AIアシスタントの普及がすすむ

米市場調査会社「Strategy Analytics」によると、2019年にはスマートフォンの半数以上がAIアシスタントに対応し、2023年までにその割合が90%を超えると予測。

なかでも「Googleアシスタント」の市場シェアが伸びており、50%を超えているという。

KLMオランダ航空では、今後、他の言語にもこの新機能を展開していきたい方針だ。(文 松岡由希子)

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