そんなLenovo Smart Displayが7月27日よりようやくアメリカにて発売開始され、YouTube上でも多くのレビュー動画が投稿されはじめている。
・ディスプレイ上を活かした新たな使い方も
このスマートディスプレイでできることは基本的に既存のGoogleアシスタント搭載スマートスピーカーとほぼ変わらない。天気を確認したり、音楽を流したり、予定を確認したり、スマートデバイスを操作したりなどだ。ただ、タッチパネル対応のディスプレイが搭載されているため、Duoを使ったテレビ電話や、セキュリティカメラの映像確認、動画視聴、Googleフォトの写真を表示させたりと、ディスプレイを活かした使い方ができる点が売りだ。
特にキッチンで料理レシピの手順を視覚的に表示させる使い方はかなり便利そうだ。
・独自OS「Android Things」を採用
さらに面白い点が、AndroidをベースとしたIoTデバイス向けOS「Android Tthings」を搭載していることだ。だからといって現段階でアプリを自由にダウンロードすることができるわけではないようだが、専用OSということは、今後Googleはスマートディスプレイにますます力を入れていく可能性もあるだろう。価格は8インチモデルが199ドル(約2万2080円)、10インチモデルが249ドル(約2万7630円)だ。残念ながらまだ日本での発売は未定のようだが、Google Homeをはじめとするスマートスピーカーが少しずつ普及しはじめている日本での発売も期待してよいのでは?
Lenovo
執筆:Doga