・約37万坪の町を建物ごと販売
そんな問題を解消しようと奮闘しているのが、不動産会社Bishoprealestateだ。同社が試みた、大胆な販売法がちまたで話題に。なんと、社員のJake Rasmuson氏が、カリフォルニア州オーエンズバレーにある鉱山町、Cerro Gordoを売り出すサイトを立ち上げたのだ。
広さは、約300エーカー(約37万坪)。東京ドーム26個分に相当する。町内には、22戸の建造物があり、一般住宅の他、教会や工場も、そのままの状態で残されている。ほとんどが修復されているので、即入居も可能だそう。町はかつて、ロサンゼルスの経済の一端を担うほど栄えたが、今は住む人もなく、閑散としている。
・購入費用は約1億円
この広大な土地を購入するのに、必要な費用は約1億円。町を丸ごと買えると考えれば、安いのかもしれない。サイトを見る限りでは、売れている様子はないので、手に入れようと思えば、今すぐにでも入手できるだろう。
少子高齢化が進む現代。将来的に、空き家はどんどん増えていくと言われている。インターネット上で町を売るなんて、非難されそうな手法だが、こうでもしなければどうにもならない状況にあるのだろう。来たるべき未来のために、日本の不動産会社も、参考にするといいのかも。
Ghost Town for Sale