Liftopia は2005年からホームページとアプリで一般消費者向けに米国内のスキーリゾートのリフト券の販売を行っている。半額など大幅にディスカウントされたリフト券や、リフト券とスキーレンタルのセット券などを入手することができるとあって順調に利用者を増やしており、昨シーズンのピーク時のサイト月間訪問者は100万人を超えた。
そして昨年新たに始めたのが、スキーリゾート側が予約状況を見ながらリフト券の価格を自由に設定して販売できるプラットフォーム「Cloud Store by Liftopia」だ。閑散日にはディスカウント率を大きくして集客することができる。10リゾートの利用で始まったこのサービス、今シーズンは100リゾートが活用を予定しているという。
Liftopiaによると、長期的にはスキー以外のアクティビティ(マウンテンバイクやウォーターパークなど)のチケット販売にもサービスを広げ、年間を通してスキーリゾートを丸ごと楽しめるようなメニューを開発したいという。Liftopiaが今後、米国外のどこに進出するかはまだ明らかではないが、スキーリゾートを多く抱える日本への進出を望む声も聞こえてきそうだ。
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