2018年2月以降、電気自動車(EV)やハイブリッド自動車(HV)との連携機能を拡充し、電動モビリティの充電最適化ソリューションとしてもニーズが高まっている。
・スマートハウスや電気自動車、ハイブリッドカーに必要な電力を最適な価格で調達
「Tibber」は、スマートハウスや電気自動車(EV)、ハイブリッド自動車(HV)の消費電力量を可視化してその節約につなげるとともに、人工知能によって市場の電力需要や電気料金の変動を予測し、ユーザーに最適な価格で電力を調達するのが特徴。「Tibber」が調達する電力は、太陽光・風力・水力といった再生可能エネルギーのみに限られており、このプラットフォームを活用することで、ユーザーの電力コストをおよそ2割削減できるのが利点だ。
また、「Tibber」は、ボルボ(Volvo)、BMW、フォルクスワーゲン(VW)、テスラ(Tesla)の電気自動車(EV)やハイブリッド自動車(HV)と連携させることで、充電のタイミングを自動制御。
これによって、電力が安いときに充電し、価格が高いときは充電を避けることができるという。
・現在、スウェーデンとノルウェーで利用可能
「Tibber」の対象エリアは、現在、スウェーデンとノルウェーの2カ国だが、今後、デンマーク、オランダ、フィンランドなどの欧州諸国のみならず、米国やアジアにも展開していきたい方針だ。(文 松岡由希子)Tibber