
昨年のコンペで同チームが出したスピード記録を大きく塗り替え、開発の目覚ましさを印象付ける結果となった。
・世界18チームが競う

慶應大学のチームを含む世界から集まった18チームがそれぞれのプロトタイプを、SpaceX本社の敷地内に設置された真空チューブで走らせた。
・昨年より1.5倍速く

同チームのプロトタイプは高さ30センチ、長さ2メートル。実際のサイズからすればはるかに小さいが、浮揚や摩擦などのさらなる研究に貢献するという。
ハイパーループをめぐっては現在、Hyperloop Transportation Technologies(HTT)とVirgin Hyperloop Oneの2社が開発を競っていて、先日はHTTが中国・貴州省に建設すると発表したばかり。この2社は米国や中東、インドなどで計画を進めていて、ハイパーループが市民の足となる日はそう遠くなさそうだ。
Hyperloop Pod Competition/Twitter