太陽光発電が最も多い時間帯に電気を蓄電しておいて、消費者に再生可能エネルギーの電気を供給するというエコ型のステーションだ。
・BMWがパートナー
米国最大の公共急速充電ステーションネットワーク、EVgoがカリフォルニア州のユニオンシティに設置した。このステーションには、BMW i3で使われていた容量22kWhのバッテリーを活用している。充電器1基につき2つの使用済みバッテリーを使用していて、30kWのインバーターと組み合わせている。
このプロジェクトにはBMWも参加し、バッテリーを提供。同社にとって使用済みバッテリーの処理は課題の一つで、こうした活用法はまさに“渡りに船”となる。
・太陽光発電グリッドに接続
この充電ステーションのもう一つのポイントは、バッテリーに供給する電気を、太陽光発電のグリッドからとっていることだ。日が燦々と照るピーク時に蓄電しておいてその電気をEVに提供する。つまり再生可能エネルギーを提供しているので、環境負荷の軽減に寄与する。EVの使用済みバッテリーを再活用する動きとして、Techableでは以前日産の街灯を紹介したが、車メーカーには今後こうしたバッテリーを再利用する取り組みが求められそうだ。
EVgo