なかでも今回ご紹介する「Mystic」は、AIが撮影を補助。顔検出技術により所有者を認識したり、リアルタイムで作成する環境マップに基づいて飛行したりといった芸当をこなす。
クオリティの高い写真や映像が簡単に撮れるドローンについて見ていこう。
・プロ並みのフレーミング
Mysticは、AIによるさまざまな撮影モードが搭載されたドローンだ。3Dトラッキングにより、ドローンが自律的にターゲットを追跡してくれるのは基本。障害物を回避する機能も備えていて、これは自動運転で使われている3D認識技術によるものだ。
また、撮影時の飛行パターンについては、映画製作のプロの動きを精密に再現するよう設計されている。フレーミングも卓越していて、人物と背景の構図を自動的に最適化。AIがクオリティの高い写真を撮影してくれる。
サファリモードでは計画飛行中に、例えば動物、植物、人、自転車…など目的に設定したオブジェクトを認識して、適切なタイミングで写真を撮ってくれる。
さらにはジェスチャーコントロールが可能で、最大6種類のジャスチャーと対応アクションが登録できるとのこと。
・高画質で撮影できて超スローモーションも
12メガピクセルのカメラでは4K動画や8メガピクセル静止画を撮影。ブレやカラーを補正をしてくれて、超スローモーションでの撮影なども可能だ。もちろん、タブレットやスマホなどからの映像確認もできて、地上の司令塔からは最大200mまで離れてもコントロールが効く(リピーターを使えば制御範囲が800mに!)。
最大飛行時間も30分と長く、高速充電によりわずか50分でフル充電となる。手のひらサイズにまで折り畳めて、重量は約470gと小型。離陸やホバリング、ホームポイントへの帰還は簡単操作でOKだ。
現在Kickstarterにて出資受け付け中のMysticは、459ドル(約5万1600円)からの出資で入手可能だ。
参照元:Mystic : The most advanced AI-Powered Drone/Kickstarter