今回紹介する「Faradeus」ならそうした電池切れの心配は無用。というのも、振るだけで充電されてライトが灯るからだ。
・ファラデーにちなんで
物理や科学に詳しい人ならご存知、Faradeusの名称は有名なイギリスの化学者・物理学者マイケル・ファラデーからとられている。
というのも、このライトにはファラデーの電磁誘導の法則が活用されているからだ。Faradeusの中には銅線が巻きつけられたプラスチックチューブ、ダイオードブリッジ、スーパーキャパシタがある。
さらにプラスチックチューブの中にはマグネットが入っていて、Faradeusを振るたびにこのマグネットが動くことで電流が発生し、LEDを灯もすという仕組みだ。
・10秒振ると1分灯る!
開発元によると、10秒ほどFaradeusを振ると1分間灯るだけの電気が発生する。なので、とっさに明るさが必要になったときでも、すぐに対応できそう。
明るさは最大20ルーメンで、1万サイクルの使用が可能とのこと。わずか70グラムと軽量でコンパクトなので、非常時のために家に置いておいたり、バックパックなどにしのばせたり、車に乗せたりしておくと何かと役立ちそう。
Faradeusは現在クラウドファンディングサイトKickstarterで資金調達中で、現在45ドル(約5000円)〜となっている。出資は8月11日まで受け付け、資金調達に成功すれば今年12月にも発送が始まる見込みだ。
Faradeus/Kickstarter