そのHummingbirdに電動アシスト版が登場した。モーターやバッテリーを搭載するのでオリジナル版より重いが、それでも10.3キロと電動アシスト自電車としては最軽量級。折りたたみ式という利便性もそのままだ。
・普通の自転車並みの重量
電動アシスト自転車を一度使うと、もう普通の自転車には戻れなくなる。必死にこがなくても坂道をスイスイのぼれる快適さは魅力的だ。
ただ、アシスト自転車は往々にして重い。またマンション住まいの人などにとって駐輪スペースの確保もネックとなる。
そうした悩みを一挙解決するのが電動Hummingbird。フレームはカーボンファイバー製で、前述した通り重さは10.3キロと普通の自転車並み。これなら、少しの階段くらいなら担ぐこともできそうだ。
そしてオリジナル版同様に折りたたんでコンパクトにできるので、通勤に使ったあとはオフィスの一角に置いておく、ということも可能だ。
・航続距離30キロ
電動アシスト自転車としての機能はというと、250ワットモーターを搭載し、リチウムバッテリーは160Wh。トップスピードは時速25キロで、フル充電(所要2.5時間)時の航続距離は30キロとなっている。
また、この自転車、Bluetoothでスマホと連携し、スマホをサイクルコンピューターのように使うことも。パワーを調整したり、バッテリー残量などをモニターしたりといったことができる。
Hummingbird電動アシスト版はすでにサイトで注文を受け付けていて、価格は4495英ポンド(約66万7000円)となっている。
Prodrive