この「さわれる検索」という新しいコンセプトを実践するにあたり、試験機を「筑波大学附属視覚特別支援学校」に試験的に導入。試験機に向かって、「キリン」「スカイツリー」などと発声すると、機械が音声検索を開始し、該当する物体のイメージを、ミニチュアサイズで3Dプリントして造形する。目の不自由な子どもたちは、言葉が意味するもののミニチュアを実際手で触れてみることで、体験を通じて、言葉と実物を一体化させて学習することができる。
造形するためには3Dデータが必要になってくるが、「Yahoo! JAPAN」では、企業や一般の人から広く3Dデータを募集しており、より多くの造形物に対応できるよう、「さわれる検索」のプロジェクトを進めていきたい意向だ。今は試験機の段階だが、今後は一般公開もおこなう予定だという。
Yahoo! JAPAN 「さわれる検索」