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Start Up 荷物がないときはバスケットをたためるカーゴバイク「Muli」が活気的

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荷物がないときはバスケットをたためるカーゴバイク「Muli」が活気的

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大きな荷物を運搬できるカーゴバイクは何かと便利だ。手では持ちにくいものでもバスケットに入れて簡単に運べるし、欧米ではそこに子どもを座らせて移動したりしている。

しかし、カーゴバイクの難点は、使用しないときのバスケットの存在は邪魔になること。そこでドイツのスタートアップが開発したのは、バスケットをたためるカーゴバイク「Muli」だ。

・容量100リットル


Muliはフロント部分にバスケットを備え、容量100リットル、最大積載量は70キロとたっぷりだ。紹介ビデオを観ると、小さな子どもはもちろん、楽器チェロも載せている。

幅が60センチもあるバスケットだが、使用しないときは両サイドをたためば28センチになるのがMuliの最大の特徴。

全長195センチという長さは変えられないが、幅はずいぶんスリムになり、子どもを幼稚園などに降ろした後はコンパクトにたたんで会社に行く、なんてことができる。

・電動アシストモデルも


Muliの重量はバスケットがあるぶん通常の自転車より重く、24キロある。これをこぐだけの体力があるかどうか…という人もいるだろう。そんな人のために電動アシストバージョンも用意されている。子供の送り迎え、宅配などと用途はいろいろありそうだ。

価格はスタンダードモデルが2540ユーロ(約33万円)、電動アシストモデルが3940ユーロ(約52万円)。

この自転車はこのほどドイツで開かれたEurobike展示会でスタートアップ賞を受賞した。

Muli

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