店での支払いはもちろん、友達との割り勘も、親への送金SOSもスマホでできる。まずは米国での展開となる。
・支払いも送金も同じアプリで
Techableでも以前紹介したが、Googleは今年2月に決済サービスの「Google wallet」と「Android Pay」を「Google Pay」に統一。しかし、送金サービスは「Google Pay send」という別のアプリでの展開だった。
その送金サービスを、今回のアップデートではGoogle Payでできるようになった。つまり、支払いも送金も1つのサービスで完結する。
・割り勘がものの数分で完了
端末をお財布(クレジットカード)のように使えるのはこれまでと変わらないが、今回注目されるのが最大5人での割り勘が簡単にできる機能だ。
この機能では、Google Payで支払いをした後に、「Sprit the cost」をタップして割り勘する友達を選ぶ。すると相手に支払いのリクエストが送信され、相手はGoogle Payで払える。つまり、計算したり現金を受け渡ししたりすることなく、割り勘がものの数分で完了する。
Google Payを使った支払い状況などは、Googleアカウントをシンクさせればモバイル、PC端末を問わずシームレスに確認できる。
また、Google PayのAndroidアプリにコンサートや航空券などのチケットを保存しておくことも可能で、こちらも便利な機能だろう。
個人間送金サービスはまずは米国のみで使用可能だが、もちろんグローバル展開が期待される。
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