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Enterprise 元ソニーの開発者が作った骨伝導イヤホン「earsopen」、音楽を聴きながら会話も聞き取れ、補聴器的な役割も

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元ソニーの開発者が作った骨伝導イヤホン「earsopen」、音楽を聴きながら会話も聞き取れ、補聴器的な役割も

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音楽を聴きながら街を歩いたり、ランニングしたり、仕事したり。音楽は生活の中で切っても切り離せない存在だ、という音楽好きの中には、イヤホンやヘッドフォンを愛用している人も多いだろう。

・元ソニーの開発者を中心に開発、資本金1億円超え達成!


イヤホン部分を耳の中に入れたり、ヘッドフォンのイヤーパッドのように耳を覆うタイプの場合、「音楽は聞こえるが、周囲の音や会話が聞こえにくい」というデメリットもあった。それなら全く違った切り口のイヤホンをつくろうという試みが、BoCoの「骨伝導イヤホンシリーズearsopen」である。“骨伝導”の技術を使った、「耳をふさがない新しいリスニングスタイル」のイヤホンだ。

BoCoはSONYのオーディオ事業部で開発に携わっていた技術者を中心に開発をおこなってきた。2017年に、クラウドファンディングで1億円超を集め、“世界最小の骨伝導イヤホン「earsopen」”が誕生した。

・新モデル3種が登場!音楽用、会話用などニーズで使い分けられる


このたび、新モデルが3種類が発表され、7月12日から販売開始される予定だ。3つとも、前モデルを踏襲した独自特許によるクリップタイプのイヤホン形状だが、ネック部分は約48gに軽量化されていて、内蔵高性能振動デバイス(earsopen®骨伝導デバイス)がさらに進化したという。

新機種3種のうちの1つめは、音楽用の“ワイヤレス骨伝導イヤホンBT-5”。Bluetooth(ワイヤレス)接続し、“耳をふさがない”ため、周囲の音をちゃんと聞くことができる。ランニングや街歩き中にも安全に音楽を楽しめる。独自特許技術による高性能振動デバイス(earsopen®骨伝導デバイス)、デジタルイコライザ補正回路による高音質を実現した。稼働時間は連続最長10時間。

2つめは、音楽+会話用の“ワイヤレス骨伝導イヤホンHA-5”。「会話モード」「音楽モード」の2つの機能を搭載した、聞こえに不安のある方に向けたモデル。「会話モード」「音楽モード」を自動で切り替え可能で、「会話モード」時には、左右に内蔵した2つの集音マイクが拾った周囲の音を骨伝導によって伝え、「音の方向」が判別できるという。また、人の声に最適化した、パワフルなデジタルイコライザ補正により、スムーズな会話をサポート。稼働時間は連続最長11時間となっている。

3つめは、会話専用の“会話用骨伝導イヤホンHA-5S”。会話に特化したモデルで、基本性能はHA-5と同様だ。

聞こえに不安があっても音楽は楽しみたいもの。長時間の使用でもストレスなく使える点、聞こえに不安がある人も利用できる点が大きな魅力といえそうだ。

BoCo株式会社

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