ベース部分のコンクリートの中央にレールを走らせるためのものと思われる溝がある。ツイッターでマスク氏は「たぶんレール。でも違うかも」と書き込んでいる。
・電動スケートをレールで運搬
ボーリング社がこれまでに明らかにしているLoop構想のイメージ図では、専用のポッドがトンネル内を時速約240キロで走る。この走行システムを同社は“Electric skates(電動スケート)”と呼んでいるが、実際どのように車両を滑らせるのかは明らかになっていなかった。
もし中央にレールが1本敷かれるのであれば、モノレールに近いイメージだ。ちなみに、この電動スケートでは人が乗るポッドのほかに、車両も運べるとしている。
・間もなくシカゴに移送
今回公開された写真にある構台の実物はまだ、ボーリング社が拠点を置くカリフォルニア州にあるが、間もなくシカゴに移されるようだ。
マスク氏はこれまでシカゴのLoopについて「18〜24カ月で完成させたい。少なくとも3年以上かかることはないだろう」としている。
写真公開のボーリング社コメントには「Getting ready for Chicago(シカゴに向けて準備中)とあるが、実際に掘削が始まったり、構台が運び込まれたりすれば、また大きな関心を集めそうだ。
The Boring Company/Twitter