Livelyは小型のセンサーと、センサーからシグナルを受信するハブ、そしてアプリがセットになっている。ハブにはセルラー機能が内蔵されているので、インターネット回線などにつなげる必要はない。センサーを薬が入ったケースや、冷蔵庫の扉、バスルームの扉、キーホルダーなどにつけると、薬の服用や冷蔵庫の開け閉め、お風呂の出入りといった動きをキャッチし、その情報はハブを経由してアプリに送られるようになっている。
例えば老齢の親が一人暮らしをしている場合にこのLivelyを活用すれば、薬入れを触った動きがない、冷蔵庫を1回も開けていないなど“異変”をキャッチして不測の事態を避けるのに役立てられる。ただ、Livelyは高齢者の行動を常に監視するというものではなく、生活パターンをチェックすることで高齢者のプライバシーを守りながらきちんと暮らしているかどうかを確認するというのが目的だ。
Livelyはセンサー6個とハブ、アプリがセットになって149ドル。今なら最初の2カ月の使用料は無料だが、3カ月目以降は月19.95ドルかかる。
Lively