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Start Up 高齢者の一人暮らしを支える「Lively」、センサーで行動をキャッチして家族に報告

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高齢者の一人暮らしを支える「Lively」、センサーで行動をキャッチして家族に報告

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Lively誰しも老いは避けられない。加齢とともに徐々に体の自由がきかなくなってきたり物忘れが多くなってきたりするが、できるだけ人の手は借りずに生活を送りたいと思う人は少なくないはずだ。あるいは、頼りたくても家族が遠くにいるケースもあるだろう。そんな高齢者の一人暮らしを支えようと、高齢者の日常の動きをセンサーで確認できるサービス「Lively」が米国で展開されている。「きちんと薬を飲んでいるか」「外出から帰宅したか」といった高齢者の行動を家族がアプリでモニターできるというものだ。

Livelyは小型のセンサーと、センサーからシグナルを受信するハブ、そしてアプリがセットになっている。ハブにはセルラー機能が内蔵されているので、インターネット回線などにつなげる必要はない。センサーを薬が入ったケースや、冷蔵庫の扉、バスルームの扉、キーホルダーなどにつけると、薬の服用や冷蔵庫の開け閉め、お風呂の出入りといった動きをキャッチし、その情報はハブを経由してアプリに送られるようになっている。

例えば老齢の親が一人暮らしをしている場合にこのLivelyを活用すれば、薬入れを触った動きがない、冷蔵庫を1回も開けていないなど“異変”をキャッチして不測の事態を避けるのに役立てられる。ただ、Livelyは高齢者の行動を常に監視するというものではなく、生活パターンをチェックすることで高齢者のプライバシーを守りながらきちんと暮らしているかどうかを確認するというのが目的だ。

Livelyはセンサー6個とハブ、アプリがセットになって149ドル。今なら最初の2カ月の使用料は無料だが、3カ月目以降は月19.95ドルかかる。

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