![](https://techable.jp/wp-content/uploads/2018/07/fullsizeoutput_4b93-300x225.jpeg)
そして今回、さらにグレードアップしたチーターロボの映像が公開された。あえてカメラを使わずに“盲目”状態にしているにもかかわらず、走行したり、階段をのぼったりできる。
・あえて視覚に頼らない
![](https://techable.jp/wp-content/uploads/2018/07/fullsizeoutput_4b95-300x225.jpeg)
これまでのチーターロボットはカメラやセンサーを駆使して自律走行していた。しかし今回はあえてカメラを搭載していない。ロボットをデザインしたSangbae Kim准教授いわく、視覚に頼りすぎると、常に正確さを求めるようになり、結果的に動きが遅くなるのだとか。
そこでチーターロボット 3は、より触覚に頼って行動するように仕組まれた。これにより、予期せぬ障害があっても対応できるのだという。
・がれきを踏みながら階段をのぼる
![](https://techable.jp/wp-content/uploads/2018/07/fullsizeoutput_4b97-300x225.jpeg)
最も驚異的なのが、がれきが散らばっている階段をのぼることができること。障害物を視覚的にとらえていないので、足で踏むことになるのだが、それでも階段を1段、1段上がっていく。しかも、事前に「階段がある」ことを知らされていないのだ。
研究チームは、こうした盲目のチーターロボットは災害現場など人が入ることが難しい状況で活用できる、としている。
実際にチーターロボット 3が動く様子はこちらで観ることができる。
マサチューセッツ工科大学