学習テクノロジーを活用して、ユーザーに最適の移動手段も提案するという、スマートなサービスとなる見込みだ。
・自由で便利な移動手段を
モビリティサービスという言葉が近年使われるようになっているが、馴染みのない人のために説明すると、単に車を所有したりレンタルしたりするのではなく、カーシェアリング、そしてその周辺のサービスまで含んだもの。
今回のMにどういうサービスが含まれるのか詳細は明らかにされていないが、ユーザーはアプリでカーシェアリングを利用できるのはもちろん、ユーザーのニーズや習慣を分析して最適の移動方法の提案もしてくるようだ。
今後登場する自動運転車によるサービスもここに含まれることが予想される。
Volvoは発表文の中で「より自由で、そして利便性を高めながら、環境にも優しい交通を提案したい」と説明している
・他社でも同様の動き
モビリティサービスはVolvo以外にも、フォルクスワーゲンやトヨタも取り組んでいて、今後、車メーカーにとってこれなしには語れないものとなりそうだ。
別の言い方をすれば、これまでのように車を製造して売るだけではいずれ立ちいかなくなるため、メーカーにとってはこうした取り組みが必至なのだ。
Mはまず、スウェーデンと米国で展開される見込みだ。
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